シークレットシューズコラム
背を高く見せるシークレットシューズの選び方
背を高く見せるシークレットシューズの選び方
密かな人気があるシークレットシューズ
あと数cm身長を伸ばしたいと身長が低いことで悩んでいる人の長年の悩みを解消してくれるのが、シークレットシューズです。シークレットシューズは直訳すると秘密の靴になります。履くことで周りに悟られずに身長を高く見せることができる靴で、かかと部分に厚みを持たせています。ハイヒールとの違いは、外見から見ても普通の靴と変わらないように見えることです。
シークレットシューズを利用するのは主に男性で、身長が低いことにコンプレックスを持っている方が多いです。毎日の生活では気にならなくても、背の高い女性とデートしたいとき、結婚式で新婦より背を高く見せたいときは、身長の低いことが気になりやすいものです。女性はハイヒールで背を高くすることができるので、シークレットシューズは主に男性のコンプレックスを解消するために誕生した側面があります。普段、目にすることは少ない可能性もありますが、数十年前から利用されている、密かに静かな人気がある靴です。
身長を高く見せるための靴なら靴底に厚みがある厚底靴もありますが、5cmから15cmほどの厚みがあります。厚底靴は女性用のデザインのものが多く、見た目で分かるので、男性が周囲に分からないように背を高く見せるには不向きな靴です。また、歩きづらく、足をくじいたり、転びやすくなったり、靴が重くなって歩きにくかったりするというデメリットがあります。厚底靴は身長を高く見せたいというより、靴のデザインのファッションとして楽しみたいというケースが多くなっています。
シークレットシューズを高さとサイズで選ぶ
男性は女性のように高いヒールには履き慣れていないので、かかとが数cm高くなっただけでも、歩きづらく感じたり、足が疲れたりする人が多くなります。歩きやすさを考えると5cmから10cmまでがおすすめです。わずか5cmの違いでも足に与える負担は大きく変わるので、まだ履き慣れていない初心者の場合は7cmくらいまでが適しています。かかとが低めであれば、男性でも歩きにくいということはなく、不自然な感じもないので、周囲に気づかれることはありません。10cmを超えると女性のヒールでも難易度が高く、転んでしまうリスクもあるので注意が必要です。これまで感じなかった道路の段差や、凸凹、階段の上り下りが気になりやすくなります。
シークレットシューズを選ぶときに大事なのは、不自然にならないことで、理想の高さを求めすぎないことです。歩きやすいように足の形にフィットしていることはもちろん、身長とのバランスが取れていることも大事です。靴を履いたときに自然な姿勢で立っていられることで、不自然にならずに歩くことができます。
つま先や足首のゆとりがほど良くあり、隙間ができすぎないサイズを選べば、靴擦れの防止と身体全体のバランスが良くなり、フィット感もあります。シークレットシューズの革靴のサイズを初めて選ぶときは、スニーカーのサイズより1cmほど小さめを選ぶのがコツです。スニーカーの多くはつま先に余裕がなく窮屈になるので、実際の素足のサイズより1から1.5cm大きめが適切となっています。革靴は初めからつま先に余裕があるので、実際のサイズで選んでOKです。また、初心者向けの革靴の素材としてはお手入れがしやすい牛革ガラス、柔らかいカンガルー革などがおすすめです。
シークレットシューズを履きやすさと見た目で選ぶ
かかとが高いシークレットシューズは、高くなっている分、前すべりしてつま先が圧迫されるというケースがあります。前すべりする原因はかかとが高すぎることと、インヒールが安定していないことです。足への負担を考えると、かかとの高さは7cmくらいまでが適切です。それ以上高くなると足への負担が大きく、歩きづらいほか疲れの原因となり、痛みを感じることもあります。足の健康を考えれば、かかとの高さは5から7cmが適しています。
靴を履いていて前につんのめった感じや、突き上げられた感じを無くすには、かかとが安定するインソールを使用し、かかとをしっくりフィットさせることが大事です。安価なシークレットシューズには、一般に製造された靴に厚みのあるインソールを入れただけというものもあります。また、海外からの輸入品だと、日本人の足裏にフィットしない場合もあります。木型から外側のヒール部分まで、すべてシークレットシューズのために設計された靴であれば、履き心地がまったく異なります。
さらにインヒールの安定性やクッション性の良さで一般の靴より歩きやすくなり、背筋が伸びて姿勢が良くなるという効果も期待できます。シークレットシューズは見た目も重要で、かかとが7cmまでなら、膝から下が不自然に長く見えることもなく、自然な脚長効果が得られます。玄関や座敷に上がるとき、靴を脱ぐシーンでも深く見える視覚効果を利用したインソールを使用していれば、上げ底のシークレットシューズであることは分かりません。