シークレットシューズはドレスコードでも大丈夫

シークレットシューズはドレスコードでも大丈夫

シークレットインソール インヒール シークレットシューズ 背が高くなる靴

パーティなどでは問題にされないシークレットシューズ

パーティ案内や豪華客船の搭乗案内などで時折ドレスコードが明記されていることがあります。このドレスコードは特定の集団が集まる場所、時間帯、目的などに応じて最もふさわしいと判断された服装で統一することで、参加者が嫌悪感や違和感などを抱かずに良い時間と空間を共有するためのルールです。最も格式が高いフォーマル、結婚式などのセミフォーマル、株主総会などでのビジネスアタイア(ビジネスウェア・仕事着でという意味)などいくつかの種類があります。

身体に障害があるために指定された服装を着用することが不可能というようなやむを得ない場合は例外ですが、参加するのであれば基本的に指定に従うのがマナーです。靴に関しても稀に指定がありますが、シークレットシューズは見かけ上は普通の靴と変わりませんので、パーティ会場に履いて行っても問題はありません。

ドレスコードに靴まで含まれるようなケースでは、たいていはカジュアル過ぎるスニーカーやサンダルなどが不可とされ、フォーマルな革靴に限定する場合が多いです。また黒、茶、白などカラーまで指定するケースもありますが、シークレットシューズを禁止するようなことはまずありません。むしろ結婚式場やパーティ会場となる高級ホテルなどの場合は、オプション品としてシークレットタイプの靴を用意しているところも多いくらいです。結婚式で主賓となる新郎が新婦よりも極端に背が低い場合に、本人や近親者らが相談してシークレットタイプの靴を履くことを前提に結婚式用のズボンの長さを決めることはよくあります。パーティでも主宰者が小柄すぎるとどこにいるのか分からないといったケースも想定されますし、開会挨拶やスピーチを行う際にある程度の身長があったほうがよいと考えるのであれば、こうした機能を持つ靴を利用することはごく当たり前のことです。

会場が靴を脱ぐ場所の場合は事前準備が大切

外から見ただけでは普通のシューズとほとんど変わりがないのに背が高く見えるシークレットシューズは、身長を気にしている人にとっては非常に助かる商品です。このシークレットシューズと、過去に国内で流行した厚底靴と比較して一番違う点は、履いていても他人には厚底タイプの靴とは分からないということです。靴の内部を見て初めて分かるくらい精巧にできていますし、製品によっては内部を見てもよく分からないものもあります。内底の高さもどんどん高いものが開発されていますし、履き心地や疲労度を低減させる機能も進化しています。

ビジネスパーティ会場などで、身長が高く見える方が営業成績のアップにつながる可能性があるのであれば、こうしたシューズを積極的に活用することはビジネスマンとして有効な選択肢です。身長が高く見えるだけでなく、履くことで若干前のめりになる結果、女性がハイヒールを履いている時のように姿勢が良くなる効果も期待されます。靴を脱ぐことがないシチュエーションではユーザーがスタイリッシュに見えるという点はプラスになります。ただ場所によっては避けた方がよい場合もあります。老舗料亭のお座敷など和室が会場になっていて、会場に入るためには靴を脱がなければならないケースでは注意が必要です。

ドレスコード上は問題になることはほとんどないシークレットシューズですが、この種の靴を履いている時のズボンは、靴全体の高さに合わせて長めにしているために、靴を脱いでしまうとズボンの丈が長すぎる状態になってしまいます。靴を脱いでそのまま引きずるように歩くとズボンを傷めてしまいかねませんが、対策はできます。あらかじめ靴を脱ぐことが分かっているのであれば、こうした事態を回避するため、ズボン下端の内側の布に面的着脱ができる特殊なテープタイプのファスナーをつけておくと便利です。靴を脱いだらズボンの下端を内側に折り曲げ、くっつけることで一時的にズボンを短くするわけです。このテープタイプのファスナーはくっつけることも剥がすことも簡単なので、再び靴を履くときはズボンの端をテープから剥がし簡単に元の長さに戻すことができます。シークレットタイプの靴を履いて、靴を脱いで上がる場所に行くときは、こうした工夫をしておくと悩まなくて済みます。

立ちっぱなしのパーティでは疲労に注意

男性が指定されるドレスコードは一般的にタキシードやモーニングなど、服装がほとんどで靴については明記されていないこともありますが、これには暗黙の了解が前提としてあり、ドレスコードが必要なレベルのパーティやイベントにおいては、基本的にはフォーマルな革靴を履くことが社会的常識です。もちろん足を骨折しているなどの理由で革靴がはけない身体的事情がある場合は別です。靴に関するコードがあっても革製のシークレットシューズであれば規定外になることはまずありませんので出席すること自体は問題ないのですが、気を付けなければならないことはあります。立食パーティなど、基本的にずっと立ったままの形式の会場であれば、シークレットシューズに慣れていない人の場合は思わぬ事態を招くことも考えられます。

靴の内底がつま先側から踵側へとなだらかに高くなっているシークレットタイプの革靴を履いている状態は、つま先立ちしている状態に近いわけですから、ふらつかないように用心しなければなりません。また履き慣れている方であれば心配はいりませんが、慣れていない方は疲れが蓄積することも考えられます。こうした懸念を重視するならば外国製品よりも日本人の足の特徴を考慮した国産品を選ぶ方が安心です。

サイズが合わず足元が不安定な状態だと、長時間立ったままのパーティでは徐々に疲れがたまり、ふとした拍子によろめいてしまうことも考えられます。国産品ならば日本人男性の足型の特性に最もマッチしたデザインで作られますので、足の長さや幅などのサイズ適合率が高いです。サイズがぴったり合っていれば、体重が靴に安定的にかかることで靴が適度に圧縮され、前滑り感を軽減したり安定感を増す効果も期待できます。

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