革靴の種類について徹底解説!外羽根式と内羽根式の違いって?

革靴の種類について徹底解説!外羽根式と内羽根式の違いって?

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一口に革靴といってもその種類は多種多様、様々なタイプのものがあります。

今回は革靴のデザインの違いの基本となる、外羽根式と内羽根式の違いについて解説いたします。

一般の人はそれぞれの違いをほとんど知らない、もしくはそもそも2種類あったの!?という方が多いかと思います。

かくいう筆者も言われてみるまで全く知りませんでした。

しかしこれらの2種類はその由来も違えば特徴も大きく異なるのです。

特徴が異なるのでお勧めの利用用途も異なってきます。

両社の違いをしっかりと踏まえ、利用するシーンにしっかりと合った革靴をチョイスしましょう!

外羽根式の特徴について

鳩目(靴ひもを通す穴)が甲の部分と合わさっておらず、甲の前の部分に乗っている革靴です。

羽根の部分が開くことから、着脱が容易で履き心地の調節がしやすいことが特徴です。 特徴から、外回りの営業マンや1日中歩き回る人など着脱の機会が多い人ほど重宝されると考えられます。

コーディネートとしては、決めすぎないカジュアルな格好が適当です。

外羽根式の由来について

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発祥は戦争です。

プロシアの陸軍元帥が編み出し、ヨーロッパの有名な戦争「ワーテルローの戦い」で使用されたことで広まったとされています。

ちなみに「ワーテルローの戦い」はナポレオンの最後の戦いと言われています。

また、鳩目の部分が競馬ゲートに類似していることから英国では「ダービー」と呼ばれ、米国では発案者の名を英語読みして「ブラッチャー」とも呼ばれたりもします。

内羽根式の特徴について

鳩目が甲の部分と合わさり、または甲より前の部分に鳩目が入り込んでいる革靴です。

見映えは清楚で上品な印象があります。このことから、結婚式やお葬式、会社の式事などのフォーマルな場でのコーディネートによく映えます。

しかし、羽根の部分が過度に開かないことから、締め付けの調整しづらいところがあります。

内羽根式の由来について

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英国の王室が発祥の場所とされています。

英国で最も輝かしい時代を創り上げたヴィクトリア女王の夫、アルバート公によって内羽根式のミドルブーツが編み出されて誕生しました。

そして、その見た目の上品さからフォーマルな場面や室内での執務の革靴として広まります。

ちなみに、内羽根式はアルバート公が好んで暮らしたスコットランドの王室御用邸に関連して、米国や英国などでは「バルモラル」と呼ばれます。

いかがでしたでしょうか。

外羽根式と内羽根式の違いについて少しでも違いが分かっていただけたら幸いでございます。

普段見た目のおしゃれさだけで選びあまり詳しくは特徴を理解されていることの少ない革靴ですがその特徴をちゃんと踏まえて自分にあった革靴を選ぶことはとても大事になってきます。

というのも、こういった特徴というのは知っている人にとっては常識であったりする場合が多くあります。そういった方と会う際に場違いな特徴の靴を履いていると、直接指摘されることはないかもしれませんが「あ、この人はあんまり靴に興味がないんだな」という印象を持たれてしまうかもしれません。そのことが一概にマイナスになるかといわれるとそうとも言い切れませんがリスクは可能であれば避けたいですよね。

マイナス面を排除するという意味でも大切ですがプラスに働くことももちろんあります。

見た目の特徴の差もありますが機能面での差も少なからずありますのでそこをしっかりと認識して場面にあった特徴の靴を履くことで快適に履きこなすことができると思います。

それぞれの特徴をしっかりと認識し、自分に合った靴を選択しましょう!

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