革靴のお手入れ以前に実践すべき3つの常識とは?

革靴のお手入れ以前に実践すべき3つの常識とは?

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お気に入りの革靴を良い状態で長きにわたって履くにはお手入れが大切なのは周知の事実。しかしそれ以前におさえておきたいポイントが存在します。今回は日常的に気をつけるべきポイントを3つ紹介していきます!

革靴のお手入れ以前の心がけ1
「靴ひもは脱ぎ履きの度に、結び直す」

靴ひもの果たす役割は、まさにフィット感の調整。あらゆる身体の部位の中でも、足は1日を通じて最も膨張と収縮を繰り返す部位です。靴を脱いだり履いたりする際だけでなく、履き心地に違和感を覚えたらその都度調整する習慣をもちたいですね。これによって快適な歩行が約束されるだけでなく、革靴に余計な負担をかけずに済むので長持ちしやすいというメリットも生まれます。

靴の着脱が面倒で、靴ひもをゆるめに結びっぱなしというビジネスマンが意外と多いのではないでしょうか?グローバルスタンダードにおいては「靴ひもが緩んだ状態で履くことはマナー違反、行儀が悪い行為」とされるので、外国人と仕事をされている方におかれては特に注意を払いたいポイントとなっています。

革靴のお手入れ以前の心がけ2
「必ず靴べら(シューホーン)を使って履く」

革靴を履きやすくするために存在している「あったら便利なオマケ的な扱い」を受けることが多い靴ベラ。しかしその存在意義は「履くときに靴を壊さないこと」にあり、革靴を履くには欠かせないアイテムとなっています。靴のかかと部分には「月型芯」が内蔵されており、足のかかとをしっかり固定するだけではなく、靴のシルエットを保つという重要な役割を持っています。ここが痛んでしまうと、革靴の他の部位にまで負担がかかり靴の外観や寿命を大きく損なってしまいます。

基本的に屋外はもちろん室内でも靴を履きっぱなしの西洋文化に対して、日本では室内では靴を脱ぐ文化が根強く残っています。携帯用シューホーンは日本のビジネスマンにこそ必須のアイテムだといえるでしょう。どんなに急いでいても、決してかかとを潰しながら履いてはいけません。結局は、そんな姿がビジネスパーソンとしての印象を損ねたり、靴の消耗を早め革靴の新調に余計な費用を使うことになってしまうからです。

革靴のお手入れ以前の心がけ3
「同じ靴を連日着用しない」

足裏には汗腺が密集しており、最も汗をかきやすい部位です。1日両足でコップ半分程度の汗をかくとも言われ相当な量の汗が放出されています。その湿気はソックスでは完全に吸収しきれず、当然革靴にも染み込みます。染み込んだ湿気が乾くには2,3日はかかると言われており、連日着用していると乾燥が間に合わずインソール(中敷き)やライニング(靴の内側)に湿気が溜まり、雑菌繁殖による悪臭を放つことに。さらに最悪のケース、アッパー(靴の表面)にまで湿気がたまり、カビやひび割れを起こしてしまう原因にもなってしまうのです。

できれば、丸三日、最低でも二日は休息時間を設けたいところ。土日休みで週5日働く場合、できれば3足以上の靴をローテーションする習慣をつけましょう。良質な革靴を入手する場合には初期投資がかさむものの、結果的には革靴が長持ちして経済的といえるでしょう。

いかがでしたでしょうか。

革靴を日常的に履いている人にとっては常識だったかもしれませんがまだあまり履きなれていない方にとっては少し意外だったのではないでしょうか。

上記のポイントに注意して革靴を履くことで寿命を延ばすことにもつながりますので早速あすから実践していきましょう!

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